令和元(2019)年 の日程は以下の通りです。
- 総ざらえ:9月14日(土曜日)午後4時より約1時間 東の北野神社
- 本 祭 り: 9月15日(日曜日)午後3時より約1時間30分 古内天祖神社
(西新井駅西口からバス《皿沼循環行き》で「鹿浜四丁目」下車)
足立区指定無形民俗文化財にもなっているこの三匹獅子舞は、旧鹿浜村の村組のうち、押部(おしべ)を除いた東(ひがし)・島・糀屋(こうじや)・古内(ふるうち)の四集落で行われます。
舞と笛は、北野神社を祀る東の集落に伝承されていますが、獅子舞の奉納は、この四集落の祀る神社で毎年順番に行われています。また、祭り15日(日)の前日の14日(土)には、総ざらい(稽古のおさらいという意味)として午後4時から集まり、獅子舞の伝承集落である東の北野神社に必ず一舞奉納されます。
舞は、「大獅子」「中獅子」「女獅子」の3匹の獅子と、笛の奏者数名、花笠衆4名で構成されます。
腹には太鼓、衣装は黒の裁着袴に唐草文様の筒袖の単衣で、手甲と黒足袋、笛方は揃いの浴衣を着用します。
舞は12曲からなっていて、「導」・「門罹」・「出端」・「登路楽」・「神楽」・「神楽歌」・「欣喜楽」・「飛路楽」・「修礼加々」・「所作」(女獅子隠)・「巻上」・「岡崎」となり、四海安泰を祈って舞が終了となります。
獅子舞の発祥は定かではありませんが、目代田村権右衛門が獅子舞を見て驚き、東叡山寛永寺に知らせ、大名列席のなか将軍に上覧したなどと言い伝えられています。
https://www.city.adachi.tokyo.jp/hakubutsukan/chiikibunka/hakubutsukan/manabu-s-shishimai.html