「土地を売ることを考えている」
「土地の相場について知りたい」
このようにお考えの方は多くいらっしゃいます。
土地を売りたい場合、その土地がどれくらいの価格で売れるのか目安を知っておきたいですよね。
そこで今回は、土地の相場やその調べ方についてご紹介します。
□土地の相場について
ここでは、参考として、2020年10月時点での土地の売却相場についてご紹介します。
東京都では、土地売却相場の平均が4880万円であり、50平方メートルに換算すると2120万円でした。
また、埼玉県では、土地売却相場の平均は1980万円であり、50平方メートルに換算すると717万円でした。
土地売却相場の平均を全国で見ると、1000万円から3000万円程度の価格帯になっています。
また、相場が高いのは、首都圏や面積が広く大きな土地を持ちやすい県です。
ただし、これまで紹介したのはあくまで相場であり、1つ1つ見ていくと必ずしもこの価格帯に収まるわけではありません。
そのため、査定を依頼する必要があります。
□土地の相場の調べ方とは?
ここでは、主な土地の相場の調べ方について、段階を分けてご紹介します。
*実勢価格で調べる
1段階目では、国土交通省の「不動産取引価格情報検索」において、時期・種類・地域を設定して検索します。
地域については、市区町村や地区を絞るほど正確な周辺相場が出やすくなりますが、件数が少なくなりすぎると相場として参考にしにくくなってしまいます。
そのため、少なくとも50件以上の事例は算出されるようにしましょう。
2段階目では、実勢価格を確認します。
設定した条件に合致する結果が表示され、その中の「取引総額」が実勢価格です。
3段階目では、条件が近い物件の価格を参考に相場を計算します。
売却したい土地と条件が似ている取引事例をいくつかピックアップし、それらの取引総額の平均を計算すれば、相場がわかります。
*公示地価・基準地価で調べる
1段階目では、国土交通省の「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」において、調べたい県と地域を選択します。
2段階目では、条件を設定します。
地価公示のみを調べる場合は対象の項目を「地価公示のみ」、基準地価のみを調べる場合は「都道府県地価調査のみ」、両方調べる場合は「地価公示・都道府県地価調査の両方」を選びましょう。
その他の条件もこれらの設定後、検索します。
3段階目では、表から公示地価・基準地価を確認します。
検索結果の表にある「価格(円/平方メートル)」が公示地価・基準地価です。
実勢価格は公示地価・基準地価の1.1倍程度であるため、実際の相場を予想する際は1.1倍するようにしましょう。
□まとめ
本記事では、土地の相場やその調べ方について解説しました。
今回紹介したことを参考に、土地の相場を調べてみてくださいね。
足立区、埼玉県川口市、草加市周辺で土地を売ることをお考えの方は、ぜひ当社にご連絡ください。