「不動産を売却するときに火災保険はどうしたらいいのだろうか」
このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産を売却するときの火災保険について解説します。
ぜひ参考にしてください。
□不動産を売却するなら火災保険は解約すべき?
不動産を売却するなら火災保険を解約することをおすすめします。
では、なぜ解約した方が良いのでしょうか。
その理由を3つ紹介します。
1つ目は、不動産を売却しても火災保険の引き落としが続いてしまうからです。
火災保険に加入している不動産は、売却したからといって自動で保険は解約されません。
従って、契約期間満了まで保険は適用され続けるため、余分な負担を追わないためにも解約手続きをすることをおすすめします。
2つ目は、解約手続きの一部の返金を受けられるからです。
火災保険の解約手続きによって一部の保険料を返金してもらえる場合があります。
例えば、長期間契約をしており一括で支払いをしていたり、解約時点で保険の残存期間があったりするとその分の返金を受けることが可能です。
3つ目は、加入を継続しても保険金は受け取れないからです。
不動産を売却した場合は、火災保険の適用が続いていたとしても、不動産の所有者が変更されてしまっているため、災害時の保険金は受け取れません。
従って、契約していても得がありません。
以上3つの理由から、不動産を売却するときには火災保険を解約することをおすすめします。
□解約前の火災保険の活用法とは?
ここまで火災保険は解約すべきだというお話をしてきました。
ただ解約してしまう前に、おすすめの活用法があります。
それは、解約前に修繕箇所を調べ上げることです。
不動産を売却した後でも、もしかしたら住宅に欠陥が発見され、売主が費用を負担しなければならなくなってしまう可能性があります。
こういった場合に、火災保険を効果的に活用することで修繕費用を抑えることが可能です。
火災保険には大型の台風のような自然災害も含まれています。
従って、仮に自然災害に見舞われたとしても、火災保険に加入していれば補償を受けられます。
こうしたメリットがあるため、ただ解約をしてしまう前にもう一度修繕箇所がないかをよく確認し、安心して不動産を受け渡せられるようにするといいでしょう。
□まとめ
不動産を売却するときは火災保険を解約することをおすすめします。
その上で、今回の後半の記事を参考に、火災保険を上手に活用していきましょう。
また、足立区、埼玉県川口市、草加市周辺での方は、当社で無料相談も承っているのでぜひご活用ください。