出産や定年退職、またお子さんの進学や独立などを機に、家の住み替えを検討される方は多いでしょう。
ただし、住み替えをするとなると多額の費用が必要になります。
そこで今回は、実際に家の住み替えにどのような費用がかかるのかご紹介していきます。
不動産の売却や査定をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□家の住み替えにかかる費用について
住み替えとなると、基本的には今の住まいを売り払って、新しい住まいを購入または建築することになります。
したがって、本記事では住み替え前の住まいの売却にかかる費用と、住み替え予定の住まいの購入・建築にかかる費用とに分けてご紹介します。
*現住居の売却時にかかる費用
現住居の売却時にかかる費用としては、以下が挙げられます。
・仲介手数料
・印紙税
仲介手数料とは、不動産会社に不動産の仲介を依頼して買い手が見つかった際に不動産会社に支払うお金です。
仲介手数料には定価はないので不動産業者や物件によって異なりますが、法律で上限は設けられています。
支払うタイミングも不動産会社によって異なるため、あらかじめ確認しておくとスムーズにお金を用意できるでしょう。
印紙税とは、売主と買主との間で交わす不動産売買契約書に課されるものです。
売主と買主が分担して収入印紙を不動産売買契約書に貼るのが一般的ですが、買い主が全額負担してくれる場合は、売り主は印紙税納付義務がありません。
最も安い場合で200円、最も高い場合は60万円です。
*新たな住まいの取得にかかる費用
新たな住まいの取得にかかる費用としては、以下が挙げられます。
・物件取得費用
・手付金
・仲介手数料
・印紙税
・登録免許税
・不動産取得税
・住宅ローン手数料
・住宅ローン保証料
・固定資産税や都市計画税の精算料
物件取得費用は、言葉の通りで物件の取得にかかる費用のことを指します。
物件の広さや立地、築年数などで必要となるお金は変わります。
手付金とは、不動産売買契約を結ぶ際に支払うお金のことで、物件価格の5%~10%にあたる金額を支払う場合が多いです。
登録免許税とは、取得した不動産の所有権を登記するにあたって国に納める税金のことです。
また、不動産を取得する際は、不動産取得税の支払いも義務付けられています。
住宅ローンを利用する場合は、住宅ローン手数料や住宅ローン保証料がかかります。
□家の住み替えにかかる諸費用について
住み替えにかかる諸費用としては、引っ越し代とリフォーム費用が挙げられます。
引っ越し代は、住み替え時には必ずかかる費用です。
リフォーム費用は、中古住宅を購入してそこに住む場合に必要になる可能性があります。
リノベーションせずに住むという場合でも、引っ越し後何らかの欠陥や不満が見つかる場合があるので、資金を用意しておくと安心です。
□まとめ
本記事では、家の住み替えにかかる費用をご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
足立区、埼玉県川口市、草加市周辺で築年数の経っている不動産を売却したいとお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。