0800-888-8677
不動産売却時における仲介手数料の相場をご存じでしょうか。
今回は、不動産を売却するときの仲介手数料について相場の考え方もあわせて解説します。
ぜひ参考にしてください。
□不動産売却時の仲介手数料とは？
不動産を売買するとき、または賃貸住宅を賃貸借するときに売主と飼い主、貸主と借主の間で契約事務を行っているのが不動産会社です。
その不動産会社へ契約の成功報酬として支払う費用が、仲介手数料です。
仲介手数料は、売買契約や賃貸契約が成立しなければ発生しません。
また、仲介手数料は法律で上限額が定められており規定以上の金額はかからないため、正しい知識を持っていれば安心して不動産取引できると思います。
□不動産売買における仲介手数料の相場について
＊仲介手数料の計算方法
仲介手数料は宅地建物取引業法によって上限が設定されています。
取引額を部分ごとに分けて計算していく必要があり、計算方法がやや複雑になっています。
では、その計算方法を4ステップに分けて見ていきましょう。
取引額が「200万円以下の部分」、「200万円を超えて400万円以下の部分」、「400万円を超える部分」の3つに分けて計算していきます。
1ステップ目：200万円以下の部分に5パーセントを掛け、消費税を加えた値を求める
2ステップ目：200万円を超えて400万円以下の部分に4パーセントを掛け、消費税を加えた値を求める
3ステップ目：400万円を超える部分には3パーセントを掛け、消費税を加えた値を求める
4ステップ目：これら3つの部分を合算する
合算した値が仲介手数料です。
ちなみに、仲介手数料に課税される消費税がくの計算方法は、「売買金額に3パーセントを掛け、6万を加えた値に10パーセントを掛けた値となります。
＊安価な空き家は例外
「低廉な空き家等の売買に関する特例」によって、400万円以下の安価な空き家は売主が負担する仲介手数料の上限が18万円に消費税を加えた値まで引き上げられる場合があります。
この特例により、不動産会社も利益を確保しつつ、空き家の活発な流通を促進させています。
しかし、この特例を適用する場合の報酬額については、売主に告知した上で合意しなければなりません。
□まとめ
不動産売却時の仲介手数料は仲介する不動産会社への成果報酬でした。
仲介手数料の計算はやや複雑ですが、この記事を参考に相場を計算してより安心な不動産売却をしていきましょう。
また、足立区、埼玉県川口市、草加市周辺での方は、当社で無料相談も承っているのでぜひご活用ください。
