不動産を売却するとなると様々な悩みが出てきます。
例えば、不動産会社に仲介を依頼すべきかどうかであったり、残置物はどうすれば良いのかであったりという悩みがあるでしょう。
この記事では不動産売却の際の残置物について紹介します。
□不動産売却の際、残置物の撤去は必須なのか?
不動産売却の際、残置物は慣例として撤去するのが良いでしょう。
基本的には売主が撤去しますが、実は売主が撤去しなくても良い場合があります。
仲介業者と買取業者のパターンを比較して説明します。
・仲介会社の場合
仲介会社に不動産の仲介を依頼する場合は、原則として残置物を撤去しておく必要があります。
また、残置物があると内見の際に悪い印象を与えてしまうかもしれません。
・買取会社の場合
買取会社に不動産を売却する場合は、原則として残置物を撤去しておく必要はありません。
具体的には買取を受け入れてくれる会社が処分してくれます。
しかし、残置物撤去において売主は費用を負担しなければなりません。
こちらの場合は、事前に買取価格から残置物撤去費用を差し引いて提示してくれます。
□残置物撤去にかかる費用の目安は?
前述の通り、不動産売却において残置物は基本的に売主が撤去し費用を負担することがわかりました。
ここからは、その際の費用相場や残置物を撤去する流れについて紹介します。
*残置物撤去にかかる費用目安
残置物を撤去する場合、その費用は残置物の大きさや個数などによって異なります。
地域によっても異なりますが、数万円から数十万円かかります。
少なくとも残置物撤去のための作業員とトラックを確保するための費用を負担しなければなりません。
その費用が最低でも数万円単位の金額になることを念頭に置いておきましょう。
*残置物撤去の費用が高くなる場合と安くなる場合
・トラックの台数
残置物の量によって必要なトラックの台数が変わってくるため、その分だけ費用が変わります。
・法律で定められた費用
残置物撤去においてリサイクル法には従わなければなりません。
そのため、家電が多いと撤去のための費用は高くなる傾向にあります。
なぜなら、家電はリサイクル法に関連して定められた費用は必ず負担しなければならなくなるからです。
上記2つの費用が変動する要素を考慮して撤去するようにしましょう。
*残置物撤去を依頼する流れ
残置物の撤去手順に悩まないためにも、以下の流れを覚えておくと良いでしょう。
回収してくれる会社に連絡
荷物量を伝える(場合によっては現地確認)
見積もり額の提示~合意
搬出作業
このように、まずは依頼会社に連絡して撤去費用を算出してもらいます。
そして、撤去費用に合意したら、日程を決めて、搬出してもらうという流れです。
□まとめ
不動産売却において、基本的に残置物は売主が撤去します。
その上で、仲介会社へ依頼する場合は売主ご自身で撤去し、買取会社へ依頼する場合は買取会社へ撤去を依頼します。
費用は数万円から数十万円です。
当社でも以上のような悩み事に関する相談窓口を設置しておりますので、特に足立区、埼玉県川口市、草加市周辺でお住まいの方はぜひご活用くださいませ。