土地を売却する際、建物付きで売るか、更地として売るか迷ってしまう方は少なくありません。
ただ、更地として売る場合は、建物を解体する必要が生じますし、建物の解体には費用がかかってしまいます。
本記事では建物解体の際に気になる費用相場をまとめました。
ぜひ、最後までお読みください。
□土地売却における建物の解体費用はどれくらい?
更地として土地を売却したいとお考えの場合は、建物を解体する必要があります。
建物の解体費用は決して小さい金額ではないため、今からご紹介する解体費用のおおよその相場を見て、本当に建物を解体するのか決めると良いでしょう。
*建物の解体費用は建物の構造によって異なる
同じ坪数の建物でも、建物の構造が異なれば解体費用は異なります。
建物が木造の場合の解体費用相場は坪単価で3.1万円から6.5万円ほどですが、鉄骨造の場合は3.4万円から7.0万円と木造よりも若干高くなります。
さらに、RC造りは3.5万円から8.0万円と建物の構造の中で解体に最も費用がかかる造りです。
建物の強度が高ければ解体に時間も手間もかかりますので、必然的に費用もかかってしまいます。
□土地売却で建物を解体すべきではない場合とは?
土地を売るために建物の解体をお考えの方でも、以下の3つの条件に該当する場合は建物を解体しない方が良いと言えます。
1:再建築不可物件である
再建築不可物件とは、国や自治体によって再建築が禁止されている土地に建てられている建物を指します。
上記のような建物を取り壊してしまうと、二度と建物を建てられないので土地の用途が限定されてしまい、買い手がつきにくくなってしまう恐れがあります。
2:費用総額が売却価格を上回る
土地売却にかかる費用の総額が土地の売却価格を上回ってしまった場合、土地売却で得られる利益が損失してしまいます。
また、建物を解体する場合は解体費用だけでなく、固定資産税も増加してしまうため、買い手がつくまでの間が長ければ長いほど、費用がかかってしまいます。
3:建物自体に価値がある
築25年未満の物件や古民家としての価値がある物件は、建物自体に価値がある可能性が高いです。
最近は古民家でも趣がある家として若者からも人気を集めているので、古家でも懐かしい雰囲気や落ち着いた雰囲気がある家は高値で売却できるかもしれません。
□まとめ
土地を更地で売却したい場合は、建物を解体する必要があります。
建物の解体費用は構造によって異なり、建物の強度が高ければ高いほど解体にかかる費用も大きくなってしまいます。
建物を解体せずに土地売却を進めた方が良い場合もありますので、足立区、埼玉県川口市、草加市周辺で土地売却をお考えの方はぜひ当社にお気軽にご相談ください。