不動産売却時における値下げのタイミングとは？

公開日：2023/08/30

カテゴリー: 不動産お役立ち情報

不動産売却活動をしている中で、なかなか売れないことから不安を感じ、値下げを検討する方もいらっしゃるでしょう。

しかしながら、値下げといってもいつ値下げをすればよいのか、どれだけ値下げをすれば良いのかは難しい問題ですよね。

そこで今回は、不動産売却の値下げタイミングと値下げで損失を抑えるポイントについてご紹介します。

□不動産売却の値下げタイミング

不動産売却を行う上で、いつ値下げするのかというタイミングは非常に大切です。

ここではそのタイミングについてご紹介します。

1.値下げ交渉されたとき

不動産売買では、買い手が値下げ交渉してくることも珍しくありません。

その交渉に応じることで、スムーズに売却できる場合が多いため、その値下げ幅によっては値下げを検討することをおすすめします。

しかしながら、買い手が望むままに値下げを繰り返すと、大きく損してしまう可能性もあるため、何を理由にして値下げをするのかという根拠を明確にしましょう。

2.一般的なタイミングを参考にする

一般的には売り出してから3ヶ月程度で買い手が見つからない場合には、値下げを行います。

また、さらに3ヶ月経っても売れない場合には、もう一段階値下げを行うこともあります。

3.期限を考える

いつまでに売りたいといった売却期限がある場合には、その期限から値下げタイミングを考えます。

例えば、半年後までには売却したい場合には、一般的な値下げタイミングの3ヶ月が経過していなくとも値下げを検討しても良いでしょう。

毎月単位や少しずつ何度も値下げする方法は、値下げによる広告の魅力が低く、また購入検討者に不信感を与えるかもしれないため、おすすめできません。

そのため、1回の値下げでは5～10%ほど、大きく値下げすることをおすすめします。

例えば、値下げ価格を4,000万円にするよりも3,980万円にした方が、4,000万円台から3,000万円台に下がったことでよりお得に感じます。

これらのテクニックを使い、買主側の心理を利用することで、値下げの効果を最大限発揮できます。

今回は、不動産売却の値下げタイミングと値下げで損失を抑えるポイントについて紹介しました。

値下げタイミングは値下げ交渉された際や一般的なタイミング、売却期限から考えることをおすすめします。

また、値下げをすることによって大きな損をしないために、値下げ幅や買主の心理をうまく利用することが効果的なため、ぜひ活用してみてください。

足立区、埼玉県川口市、草加市周辺で不動産売却についてお悩みでしたら、ぜひ当社の相談窓口までお問い合わせください。